22May

5月22日ドル円予想レンジです。
110.70円〜111.50円 (ソニーフィナンシャル)
昨日のNY市場は
アメリカの株価が堅調で
リスクオン相場となり
ドル円も底堅く111円台を維持した。
今週はFOMCの議事要旨が控えているため
本日は様子見ムードもあり小動きな展開が
予想される。
先週、日銀黒田総裁は
「10年債利回り0%は
2%の物価安定目標の達成まで
何があっても死守するものではない」
と発言したが
今年の1月頃はこのような発言で
円高方向に動いていたが
今回は円高には行っていない。
これは黒田総裁が同時に
早期に政策変更はしないと明確にしていることと
IMM投機筋の円ショートがほとんど解消されているため。
昨年、ECBの出口戦略に市場の注目が集まる中
投機筋のユーロポジションが大幅なショートから
ロングに転換する中で、ユーロは対ドルで大幅に上昇した。
ここで日銀がもし出口に向かう姿勢を見せると
昨年のユーロ同様、円ロングに投機筋が向かう中で
円が大幅に上昇し、円高進行になる可能性がある。
昨年5月以降から年始までの間
ユーロが対ドルで15%上昇したことを踏まえると
日銀としては
ドル円が115円台が見えるまでは
現状維持を崩さないと考えられる。
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