15May

5月15日ドル円予想レンジです。
109.20円〜110.00円 (JPモルガン・C銀行)
昨日は、トランプ大統領が
中国の通信危機大手に対する
制裁の緩和を示唆するなど
米中の対立が和らいだとの見方から
NYダウは25,000ドルを試す展開となった。
しかし、ロス商務長官が
「依然、米中の隔たりは大きい」と述べたことや
米大使館のエルサレム移転による抗議デモの影響もあり
上げ幅を縮小。
結果としてはダウは8日連続の続伸となっている。
今週はアメリカ連銀総裁の発言が多数行われるが
年内のアメリカFRBの利上げ織り込み回数と
ドル円の相関関係をみていみると
今年の1~3月は、利上げ期待が高まると
ドル円が下がる逆相関関係にあった。
しかし、4月からは相関が戻り
利上げ期待が高まるとドル円が上がりはじめた。
今現在は、利上げ織り込み回数が、3月分を織り込み
残り2.5回あるだろうということで3.5回付近で
109円台に位置している。
この相関関係が維持されれば
年内にあと3回、合計4回を織り込んでくると
ドル円は111円台後半まで上がってくると見られる。
利上げ織り込みの材料については
本日は、米指標があるほか
新しくFRBメンバーに加わる
FRB副議長、FRB理事、NY連銀総裁の公聴会などがあるため
その発言内容が注目されてる。
<<本日の重要経済指標>>
17:30 英国・雇用統計
17:30 英国・ILO失業率
18:00 ドイツ・ZEW景況感指数
21:30 アメリカ・小売売上高
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