27Apr

4月27日ドル円予想レンジです。
108.60円〜109.60円 (三菱UFJ銀行NY)
昨日はECB理事会を受けて
ユーロ安の展開が目立つ展開になった。
NY市場では
アメリカの10年債金利が
3%を割り込んで低下したことと
株価の反発にはさまれる格好となり
ドル円は109円前半で小動きとなった。
本日の日銀金融政策決定会合は
若田部副総裁就任後の
初会合ということもあり
注目度も高く、ドル円は手控えムードの強い
レンジ相場と予想される。
好調なアメリカ企業の決算や
インフレ期待の高まりから
今週は米10年債が3%を超えて
ドルが買われる動きとなった。
ただ、行き過ぎる金利上昇は
逆にドル円の下押し圧力になることも考えられる。
長期金利の上昇によって
住宅ローン金利は現在4.5%だが
これが5%を超えてくると
住宅市場・消費への影響が懸念される。
また、短期金利の上昇については
アメリカの企業は手元のキャッシュは潤沢だが
低金利のときはあえて短期借り入れで
まかなっている企業も多く
今後短期金利が上昇してくるようであると
企業の短期借り入れ負担が増大してくる可能性がある。
このような要因で、金利上昇によって
株価が再び下落をはじめるようだと
ドル円の上値も限定的になってくると考えられるため
注意が必要となる。
<<本日の重要経済指標>>
09:00 日本・日銀政策金利
17:30 英国・実質GDP(速報値)
21:30 アメリカ・実質GDP(速報値)
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