24Apr

4月24日ドル円予想レンジです。
108.20円〜109.20円 (ソニーフィナンシャル)
昨日はアメリカのインフレ期待が高まり
年内4回の利上げを予想する見方が
強まったことから米10年債利回りが
3%直前まで上昇。これを受けて
ドル円も108.70円台まで一気に上昇した。
本日はアメリカ時間に
2つ重要経済指標の発表があるが
堅調な内容と予想され
政治リスクが後退して
ファンダメンタルズ要因が回帰していることから
ドル円相場も堅調に推移すると思われる。
今週末には南北首脳会談が開催される。
北朝鮮キム委員長がどこまで核放棄について
踏み込めるかが注目されているが
韓国のムン大統領が19日に
北朝鮮は完全な非核化の意志を表明していると
発言している。
これがもし共同宣言の中に盛り込まれると
本当に実行されるかは分からないが
目先としては北朝鮮リスクが後退して
ドル円のもう一段の上昇につながる可能性はある。
2月以降108円がドル円の上値を
押さえる抵抗線になっていたが
フィボナッチでみると
去年11月の高値114.73円から
今年3月の安値104.56円で計算して
38.2%戻し108.44円を超えたので
この次の目処としては
50%戻し109.65円が予想される。
ただし、南北首脳会談で核放棄が盛り込まれなかったり
米朝首脳会談に不透明感が出て来た場合などは
地政学リスクが再開し1円程度の下落もあり得るため
注意が必要となる。
<<本日の重要経済指標>>
10:30 豪・消費者物価指数
17:00 ドイツ・Ifo景況感指数
23:00 アメリカ・新築住宅販売件数
23:00 アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。