11Apr

4月11日ドル円予想レンジです。
106.70円〜107.70円 (みずほ証券)
昨日はアジア時間に
米中貿易摩擦懸念後退期待から
ドル円は107円台に上昇。
海外時間にかけても
良好な米経済指標や
NYダウの上昇とともに一時
107.40円近辺までの上昇が見られた。
本日はアメリカの消費者物価や
FOMC議事要旨などの材料が予定されているが
目先は地政学的リスクや
米国の通商政策に絡む材料が多く
これらの見極めの中、ドル円は小幅な値動きが続きそう。
足元ではシリアに対する緊張が高まっているが
北朝鮮も本日に最高人民会議
15日に故金日成主席の生誕記念日「太陽節」
27日に南北首脳会談
と材料が目白押し。
また、保護貿易に絡んでは
アメリカ財務省が、週内にも
半期に一度の為替報告書を
議会に提出する予定がある。
為替操作国に認定される国はない見込みだが
中国に対する文言の変化などがあれば
材料視されると思われる。
来週には、安倍総理が米国に渡り
日米首脳会談が行われる。
ここでも注目は貿易問題に集中すると
見られている。
目先でこれだけの材料が控えており
ドル円相場は動きづらいと考えられる。
これらの材料が地政学的リスクや
貿易戦争懸念を緩和させるものとなれば
ドル円は109円程度まですんなり
上昇する可能性がある反面
懸念が深まれば急落する可能性がある。
ただ、基本的には米中貿易戦争は
落としどころを探るとの見方で
北朝鮮を巡る緊張も緩和が予想される。
方向としてはドル高円安方向への動意が
強まっていくと考えられる。
<本日の重要経済指標>
21:30 アメリカ・消費者物価指数
27:00 アメリカ・FOMC議事録
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