10Apr

4月10日ドル円予想レンジです。
106.30円〜107.30円 (ソニーフィナンシャル)
本日午前は
中国の習近平国家主席が
アジアフォーラムでの基調演説で
「自動車関税を引き下げる開放政策を
出来るだけ早期に実施へ」などと発言し
米中貿易戦争懸念が一時的に払拭。
日経株価、ドル円ともに高騰する展開に。
本日夜はアメリカで
3月の生産者物価指数が発表されるが
足元はアメリカと中国の貿易摩擦に
注目が集まっているため
あまりドル円相場には影響を与えないものと
思われる。
引き続き政治への不透明感は残っているため
ドル円の上値を押さえる展開が続くものと思われる。
11月にはアメリカ中間選挙があるが
過去5回のアメリカ中間選挙の
投票日前後半年間のドル円相場を見てみると
選挙前はドル安円高傾向
選挙後はドル高円安傾向となっている。
ただ中間選挙の場合は
大統領選と違っていて
政権が変わるわけではないため
新しい政権に対する期待が
盛り上がりにくいということで
トランプ氏が当選したときのように
大幅なドル高円安は期待しにくい。
また、民主党、共和党のどちらが
勝つかによって相場への影響は
変わってくるため
必ずしもドル高円安に向かうとは限らない。
ただ選挙前の不透明感が払拭されるため
市場環境は改善して
円安に向かいやすい環境になると
考えられる。
今年については
米国の中国に対する関税リストが精査される
6月頃になってくると
貿易摩擦に関する不透明感が後退して
ドル円は上昇しはじめると予想されるが
その後また11月の中間選挙まで
再びアメリカの保護主義が台頭するかというのは
トランプ政権の支持率次第となりそう。
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