6Apr

4月6日ドル円予想レンジです。
107.00円〜108.50円 (三井住友銀行NY)
昨日のNY市場では
アメリカの当局者から
米中貿易摩擦懸念を和らげる発言があり
投資家のリスクセンチメントの改善が継続し
ドル円は3月の高値を超えて上昇し
終日堅調に推移する展開に。
本日、日本時間の夜には
アメリカの3月の雇用統計発表と
FRB議長の講演がある。
パウエル議長は
従来スタンスの確認に留まる
可能性が高い一方で
雇用統計が市場予想を
大幅に上回る場合
アメリカ株に見直し買いが入り
ドル円をさらに押し上げる可能性がある。
ドルの季節性について見てみると
ドルは、アメリカの株式価格が上昇すると
その反対に下落する傾向がある。
アメリカの株価は
4月の中旬から月末にかけて上昇し
5月の初旬、または中旬に下落する一方
ドルはその反対に
4月の中旬から下旬にかけて下落し
5月のはじめから下旬にかけて
上昇する傾向がある。
これは4月の中旬から
アメリカの大手企業の決算がはじまることや
4月の下旬には過去に
自社株買いが多くみられること
5月はその反動が出ることが
主な要因だと分析される。
今年は堅調なアメリカの景気に支えられて
企業決算に波乱は考えにくく
企業のレパトリにより
自社株買いは例年以上に期待できるため
今年もその傾向が現れる傾向があると思われる。
ドル円はアメリカ株が上昇すると
ドル以上に円が売られることがあるため
他通貨の下落に比べると
下落幅は現的的だと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 アメリカ・雇用統計
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