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ウォルフハンターFX

3月14日ドル円予想レンジです。

106.20円〜107.20円 (JPモルガン・C銀行)

昨日は
アジア時間から欧州時間にかけて
円安の流れが続き
ドル円も107円台前半まで上昇したが
ティラーソン国務長官解任の報道を受けて
ドル売りに転じた。
一旦少し戻したものの
他にも交代する人員がいるという報道や
中国に対して関税を課すという報道で
一段とドル売り円買いとなり
ドル円は下落となった。
とはいえ
ドル円は下値が徐々に切り上がってきていることもあり
徐々に円安ドル高方向に進んでいくと考えられる。

3月も中盤に入ったが、為替相場の
年度末・年度初めの季節性については
以前は見られたが、最近は見られなくなっている。

ただ細かく見ると面白い動きがあり
円の名目実効レートの月間騰落率を
1月〜3月のみで見てみると
過去10年間では
1月〜3月すべてが円高に振れているのは
2008年と2017年だけ。
この流れの後、4月〜6月については
3ヶ月連続で円安になっている。

今年も1月〜3月は円高気味だったとしても
その後は円安方向に転換すると考えられる。
こうした経験則だけではなく
現状、日本経済、世界経済が好調でもあり
企業収益も好調であるため
基本的にはリスクオンモードになって
4月以降は円安トレンドに転換するものと
予測される。

では円安に変わるきっかけだが
昨年の場合は
今年と同様に北朝鮮問題や
アメリカの保護主義、日銀輪番オペなどで
円高になっていたが
もうひとつあったのが
フランス大統領選でマクロン氏が勝利し
円安に転換するきっかけとなっていた。
2008年のときは
金融システム不安で円高になっていたが
欧米の金融機関が良かったことで
円安に転換していった。
今年もこのように何気ないものが
きっかけになってくると思われるが
例えば
アメリカの通商政策や
日本の政局に区切りが見えたり
来週のFOMCが強気な見方となり
混乱があっても淡々と利上げが行われたり
などの要因が円安に転換するきっかけと
なるのではと考えられる。

<本日の重要経済指標>
21:30 アメリカ・小売売上高

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