5Mar

3月5日ドル円予想レンジです。
105.00円〜106.30円 (クレディ・A銀行)
本日は、週末の欧州選挙の影響による
ユーロドルの動向に注意したいところ。
ドイツでは予想通り
第2党のドイツ社会民主党(SPD)は
メルケル首相率いるキリスト教民主社会同盟と
大連立を組むことを決定したため
これはユーロのサポート要因となる。
もうひとつの注目は
イタリアの総選挙。
こちらも間もなく出口調査の結果が出るが
現在の状況ではどの政党も過半数を取らない
ハングパーラメントの可能性が高いので
焦点は今後の連立政権の行方ということになる。
従って、本日のユーロ相場への影響は限定的だと
考えられる。
さて
3月のドル円の季節性について
見てみると
過去10年間のうち7回が
月初より月末の方が
ドル円は高くなっている。
しかも、下落している3回のうちの2回は
ベア・スターンズ実質破綻と
北朝鮮の地政学的リスクといった
特殊要因が原因となっている。
つまり、よほどのことがない限り
非常に高い季節性があると考えられる。
この要因として考えられるのは
3月第1週までは
日本勢の資金を本国に移す動きが
ドル円の押し下げに働いて
2~3週目は日本の年度末を控えて
ドル売りヘッジを
買い戻す動きが出やすいということが
考えられる。
現在のところ105円割れを伺う
円高局面が続いているが
3月の季節要因から言えば
そろそろ転換期に入る可能性がある。
<<本日の重要経済指標>>
24:00 アメリカ・ISM非製造業景気指数
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