23Feb

2月23日ドル円予想レンジです。
106.00円〜107.50円 (三井住友銀行NY)
昨日のNY市場、
新規失業保険申請者数は
予想を下回ったが
4月ECB理事会議事要旨の
定期的見直しの一環で
フォワードガイダンスの修正を
今年の早い段階に検討との文言が意識され
ユーロ主導のドル売りとなる中
ドル円は106円台半ばの水準に下落。
その後、米国株上昇となる中
ドル円は下落一服となっている。
本日については
今回のFOMC議事要旨でも示された通り
堅調な米国経済と利上げ方針の継続が
ドル円の支える展開が予想される。
また、議事要旨では
事前に警戒されていたほど
インフレに対して警戒的ではなかったことが
あらためて意識され
現在米国株が買い戻されているので
ここからのリスク回避的な円買いは
限定的だと考えられる。
来週行われる
FRBパウエル議長の議会証言では
パウエル氏はFOMC全体を代表して
発言する必要があることから
昨日の議事要旨以上の
タカ派的内容は出てこないと予想される。
また、先週パウエル議長は
金融安定に対するいかなるリスクにも
警戒を続けると発言したが
議会証言でもこのような姿勢を
あらためて強調すれば
月初から続く不安定な相場に
終止符が打たれ、米国株は
上昇トレンド再開と予想される。
米国株が上昇を再開すれば
株価の大幅下落をきっかけとした
円高の流れも反転し
108円台を意識した展開に変わると
考えられる。
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