20Feb

2月20日ドル円予想レンジです。
106.00円〜107.00円 (三菱UFJ信託銀行)
昨日のNY市場は
株式・債券市場休場で
取引参加者が少なく
方向感の乏しい展開となった。
ドル円は一時106.70円程度まで
買い戻されるも、買い一巡後は
106円半ばでもみ合う展開に。
本日は昨日NY休場後
アメリカ指標の発表がないため
方向感が出にくいと見られるが
直近株価の堅調さから
ドル円は底堅く推移するものと
見られる。
先週、ミシガン大学及び
NY連銀消費者調査による
1年先の期待インフレ率が発表されたが
それぞれのグラフは今年に入り
横ばいもしくは低下していることが分かる。
昨年12月のアメリカ税制改革法案成立や
1月の原油価格上昇
また、雇用統計での大幅な賃金上昇があったものの
消費者のインフレ期待に波及していないことが確認でき
本格的なインフレ率上昇には
時間がかかるものとみられる。
消費者インフレ期待の一服は
アメリカの緩やかな利上げペースを維持させ
株価上昇を促すと考えられる。
その場合のドル円への影響だが
今年に入ってからの
リスクオフからの株安は一時的なものとなり
昨年末から続く株高・債券安・ドル安の構図に
戻ると思われる。
足元、ドル安の地合も
日銀黒田総裁の再任で
異次元緩和維持との期待から
過度な円高懸念はなく
ドル円は105円を下値の目処に
推移していくと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
18:00 ドイツ・ZEW景況感指数
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