13Feb

2月13日ドル円予想レンジです。
108.20円〜109.20円 (ソニーフィナンシャル)
昨日週明けのNY市場は
ダウ株価は先週よりも
400ドル高と株高になったが
株価と為替の相関性は低く
ドル円相場は値動きに乏しかった。
ドル円は年末に比べると
円高になってはいるが
株価の大幅安の割には
それほど円高には振れていない。
これはドルインデックスが
上昇しているためだと言える。
昨年末の相場環境を思い返してみると
リスクオンで高金利通貨から
低金利通貨に資金が流れ
ドル安円安でドルと円の力関係が
拮抗してしまったことで
ドル円はあまり動きを見せなかった。
今はその逆で
リスクオフの流れとなっているが
円高とともにドルも上昇してきている。
ということから一方的な
円高にはなりにくい環境。
現在、ボラティリティの上昇にともなって
金利差は一旦無視されている状況だが
日米10年債実質金利差と
ドル円の動きを重ねてみると
今の状況は2013年のバーナンキショックに似ており
このときは
バーナンキ氏が量的緩和の縮小に言及して
アメリカの長期金利が上昇し
日米金利差が広がっている一方で
リスクオフで円高になる流れとなった。
しかしこの相場のゆがみは後ほど修正され
金利差の上昇にドル円もついていく展開となった。
今の状況も同じように
アメリカの経済が良好ということを考えると
金利差の方にドル円が吸い寄せられて
上昇していき、再び円安方向に流れを
変えていくことが想定される。
<<本日の重要経済指標>>
18:30 英国・消費者物価指数
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