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ウォルフハンターFX

1月18日ドル円予想レンジです。

110.50円〜111.50円 (三菱東京UFJ銀行)

昨日のドル円相場は
終日上値が重かったが
NY時間終盤にかけて
アメリカの長期金利上昇につられ
111円台を回復する展開に。

多くの国や地域の
金融政策正常化が意識される中で
アメリカの利上げが持つ
ドルに対する相対的なアドバンテージが
薄れてきている。

元々2014年の半ば以降は
アメリカ経済やドルの一人勝ちを念頭に
急激に進んだドル独歩高だったが
今は、相対的にはドル安圧力が
加わりやすい時間といえる。

昨年9月に下げ止まった
2014年以降の高安の
半値を下抜けしたこともあり
ドル円を含めてドルの一段安には
警戒感が必要。

フローの観点による円の需給から
潜在的な円高圧力と円安圧力を見ると

2016年から17年にかけては
経常黒字が拡大して円高圧力が増した一方で
潜在的な円安圧力である証券投資の資産が
減少に転じて円安が進みにくいといった
円高圧力が加わりやすい構図に変わってきている。

為替のヘッジコストの上昇と
厳格なリスク管理を求める当局のスタンスを含めて
対外証券投資がかなり手控えられたというのが昨年の動き。
従って今後も対外証券投資フローが活発化すれば
ドル安円高に対するブレーキになる一方で
こうした動きが手控えられたままだと
円高を止める歯止め役が不在となる。

ちょうど本日、先週分の
対外証券投資の売買動向が発表される。
(日本の投資家の外に対する証券投資の動向)

先週は昨年9月以来の円高が進んだ場面なので
今年1月第一週に並ぶような、あるいは
もう少し規模の大きい対外証券投資が確認されれば
円高に対する歯止め役と期待することができるが
規模が低調であったり、売り越しということになれば
歯止め役が不在ということになるため
ドル円の110円割れといった状況にも
警戒が必要となると考えられる。

<<本日の重要経済指標>>
11:00 中国・実質GDP
20:00 トルコ・中銀政策金利
22:30 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数

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