1Dec

12月1日ドル円予想レンジです。
111.50円〜113.50円 (三井住友信託銀行NY)
昨日は、東京時間では
日本株の堅調な推移や
アメリカの税制改革法案採決への期待
そしてロンドン時間では
予想よりも弱いユーロ圏のCPIにより
ユーロが売られ
ドル円は堅調に推移し
一時112.50円程度まで上昇。
その後
ドイツの連立政権協議の進展の兆しで
ユーロが買われたことや
月末のドル売り需要で
ドル円は一時111.75円程度まで下落。
その後、再度
米税制改革法案採決への期待で
ドルが買い戻され
再び112円台半ば付近で推移している。
本日は
税制改革の行方とともに
本日発表される
アメリカのISM製造業景気指数に注目。
最近はアメリカ経済を反映し
好調に推移しているが
もし市場予想より大幅に下振れる場合
ドル円にも影響を及ぼすと考えられる。
これまでドル円と
連動して推移していた
日米実質金利差(10年)だが
先週のFOMC議事録発表後の
ドル円の下落でかい離している。
今後ドル円が上昇し
このかい離が解消されるのかに注目。
仮に実質金利差が現在の位置に留まる場合
ドル円は113円後半にまで回復が見込める。
今後は税制改革法案の審議の行方のほか
12月4日までに
来年度予算が成立しない場合の
政府機関閉鎖回避の議論
また、12月のFOMCで
投票メンバーの金利見通しが
どのようになるのかが注目される。
<<本日の重要経済指標>>
24:00 アメリカ・ISM製造業景気指数
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