27Nov

11月27日ドル円予想レンジです。
111.00円〜112.00円 (みずほ証券)
先週末は
日米ともに休日の谷間となり
全般的に小動きだったが
ブラックフライデーの小売が好調で
年末商戦への期待もあり
ドル円は111円前半から後半に反発後
111円台半ばで週の取引を終えた。
今週は
明日以降要人発言などの材料が多く
本日は111円台を中心とした
揉み合いの展開が予想される。
ドル円は3月以降
8ヶ月間も108円から114円のレンジで推移している。
今月はじめには115円台への上値を試したが
これに失敗し、結局レンジの真ん中である
111台真ん中まで戻る動きとなっている。
ここから年末までの
ドル円を左右する材料としては
アメリカの税制改革やFOMCが注目となる。
そのアメリカ税制改革は
議会が目指す年内成立には、上院案が
今週再開する上院本会議で可決されることが必要。
その後、上下両院の法案を調整することになるが
今週上院で採決予定の法案が
地方税控除や法人税減税の開始時期などについて
下院案に配慮し
下院が受け入れ可能な内容になるかが重要。
上院税制改革案が
下院案に配慮した内容なら
年内成立の可能性とともに
ドル円は113円台に反発しそう。
逆に、下院案と大きな乖離があった場合は
早期成立の期待後退とともに
ドル円は110円台に下落するきっかけになりかねない。
個人的には
共和党は支持率の低下が目立っていることから
年内成立の目を残すためにも
上院案は下院案に一定程度配慮した内容となり
ドル円反発のきっかけになるのではないかと
予想している。
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