11Oct

10月11日ドル円予想レンジです。
111.60円〜112.80円 (JPモルガン・チェース銀行)
昨日は
アメリカの長期金利が低下したことで
ドル安となり、ドル円は一時2週間ぶりとなる
112円ちょうど近辺まで下落。
ユーロドルも先週月曜日以来の
1.18ドル台乗せとなった。
本日、日本時間深夜に
FOMC議事要旨の発表があるが
年末に向けて気になる
アメリカ12月の利上げへの期待感についての
現状を見てみると
前回のFOMCでの
FOMCメンバーの金利見通し(ドットチャート)は
年内据え置きが4名
年内1回が11名
となっていたので
12月の利上げは確実だろうと思われ
市場も8割程度織り込んでいる状態となっている。
ただし・・・
「据え置き」を予想しているメンバー4名のうち
3名が「投票権」を持っている。
しかもこの3名は全員「ハト派」「ややハト派」に位置する。
12月FOMCで投票権を持つメンバーの振り分けは
ハト派・・・1名
ややハト派・・・2名
中立・・・4名
ややハト派・・・2名
となっているが
仮に中立派から2名ハト派側に移ると
利上げは「据え置き」となってしまう。
ということから
今後はこの中立派4名
(イエレン議長、パウエル理事、ダドリー総裁、カプラン総裁)
の発言が重要となってくる。
今日は日本時間午前9時から
カプラン総裁が発言を予定、
また明日夜には
パウエル理事の発言が予定されている。
本日深夜3時からのFOMC議事要旨も合わせて
彼らの発言には注意が必要となる。
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