4Oct

10月4日ドル円予想レンジです。
112.50円〜113.70円 (ドイツ証券)
昨日のNY市場は
主要な指標の発表もなく
基本的には静かな値動きだった。
本日は
ADP民間雇用者数
ISM非製造業景況指数
といった米国指標が発表されるが
月曜日のISM同様、指標が上振れしても
マーケットは
ある程度ハリケーンの影響があると思っているので
相場はあまり混乱することなく
ドル円は底堅く推移すると見られる。
現状のドル円の基本感としては
アメリカでは今後
超金融緩和策を緩やかにエグジットしていくが
日本については
超金融緩和策は続いていくということで
日米の金利差が広がっていき
ドル円がサポートされている状況にある。
今後アメリカの金利が上がる材料としては
1、イエレン議長のメッセージ
2、税制改革案の提示
3、次期FRB議長候補
が挙げられる。
中でも1についてが最も重用視されていて
FOMC以降イエレン議長は
直近のインフレが盛り上がってこないことについて
一時的なものという表現をして
12月の利上げを正当化している。
一方で、この先の利上げについては
早すぎると成長に悪い影響があるし
ゆっくりすぎると
あとで急いで利上げしなくてはならなくなるということで
来年複数回の利上げを正当化している。
9月13日以降、徐々に米短期債が上がってきていて
依然FOMCのドットチャートとは開きがあるものの
この先、税制改革が年内に
FRB議長候補が今月あたりに決まってくるようであれば
米金利がさらに上がり
ドル円はよりサポートされていくことになる。
ただし
北朝鮮情勢や
今回の日本の選挙の結果で日銀と政府の関係に
微妙な変化が出てくると
リクス要因となるので注意も必要。
<<本日の重要経済指標>>
21:15 米・ADP民間雇用者数
23:00 米・ISM非製造業景況指数
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