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ウォルフハンターFX

8月31日ドル円予想レンジです。

109.80円〜110.80円 (シティグループ証券)

昨日の海外市場は
アメリカの経済統計が上振れたことで
金利はあまり動いてはいないが
株高に牽引されてドルが全面高、
ドル円も110円台に乗せる展開に。

本日は
日本の鉱工業生産をはじめ
欧米でも統計の発表が集中しているが
明日のアメリカ雇用統計発表を控えて
現在の110円の前半を中心に
手控え感が強い展開が予想される。

今週は北朝鮮のミサイル発射を受けて
一時円高の流れとなったが、限定的となり
今は円安に進んでいる。

ユーロ/円や豪ドル/円も上がっていて
リスクオフの円高というよりは
リスクオンの円安が進んでいると言える。

そもそも一時的な円高が発生した理由は
ヘッジファンドを中心とした海外の短期投資家や
アルゴリズムのようなシステムトレーディングが
北朝鮮のミサイル発射というニュースに反応したと思われるが
彼らは、買った円は損益確定のために売り戻さないといけないため
為替需給はニュートラルであり
影響は限定的だったと言える。

こうした地政学的リスクが起きると
機関投資家が海外資産を売却して日本に戻す
いわゆる「レパトリ」の動きで円高が進むと言われているが
今回はなかったと言える。

生命保険をはじめとした機関投資家は
日々の支払いに備えるために
分厚いキャッシュを手元に置いている。
例えば2011年の東日本大震災の時でさえ
大規模なレパトリエーションは発生せずに
むしろ海外投資が増えていった。

今後、北朝鮮の建国記念日の9日に
再びミサイル発射が懸念されてはいるが
レパトリというのは滅多に起こるものではないため
一時的に円高が発生しても長期化する可能性は
低いと考えられる。

<<本日の重要経済指標>>
21:30 米・新規失業保険申請件数(前週分)
21:30 米・個人支出(前月比)/米・個人所得(前月比)
23:00 米・中古住宅販売保留指数(前月比)

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