30Aug

8月30日ドル円予想レンジです。
109.00円〜110.40円 (ドイツ証券)
昨日の海外市場では
ユーロドルが節目である1.2を抜けたことで
全般的にドル売りとなり
ドル円も一時108.20円まで下落。
その後、トランプ大統領から
比較的抑制的な言動が見られたり
アメリカの指標が堅調だったこともあり
アメリカの金利、株が共に上昇し
ドルは全般的に買い戻される展開に。
それを受けてドル円も109円台後半に値を戻し
北朝鮮問題で進んだ円高は一服する形に。
本日は
ドイツの8月CPIが発表になる。
強い数字が出ると
明日ユーロ圏のCPIが出るため
ここに期待がかかることから
ユーロ高にもう一段拍車がかかることになる。
その場合は、ドル売りとなるため
ドル円に多少、下押し圧力がかかる。
現在、ドル円には
2つの下押し懸念材料がある。
ひとつは北朝鮮問題。
そして
もうひとつは「アメリカの債務上限問題」。
債務上限問題については
過去に2011年、2013年にも同様の事例があったが
債務上限期日デッドラインから30営業日前からみると
最大で3~4%程度円高が進み
解決の可能性が出てきたところから
1~2%回復する値動きとなっている。
今のトランプ政権にとっては
議会を取りまとめることができるかどうかが鍵となる。
ケリー首席補佐官体制になって
政権内は自制的にまとまりつつあり
今後、優先課題として税制改革が控えてきているので
9月末に債務上限問題クリアとなると
大きく流れは改善されることになる。
その場合は、市場は現段階では
ほとんど期待していないことから
ドル円の下落局面は、逆に良い買い場と捉えることができる。
<<本日の重要経済指標>>
21:00 独・消費者物価指数(CPI、速報値) [前月比]
21:15 米・ADP民間雇用者数
21:30 米・四半期GDP(改定値)(前期比年率)
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コメント
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豪ドルドル一時間いい形発見です。
こんにちは。
はい。自分は4時間足で見て確認していました。
(下方向ですよね?)
決まるといいのですが・・・