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ウォルフハンターFX

8月22日ドル円予想レンジです。

108.40円〜109.40円 (ソニーフィナンシャル)

昨日のNY市場は
ジャクソンホール前で取引が薄い中
トランプリスク、米韓合同軍事演習などもあり
ドルがやや弱い、円高寄りの展開となった。
本日も同じような流れが続くものと予想される。

現在、為替市場にも影響を与えている
「トランプ政権の混乱」とドル円相場の関係をみてみると
ポイントはふたつある。

ひとつは政策の進展について。
トランプ大統領と議会共和党の関係性が
かなりギクシャクしており
法案を通したり、政策を前に進めるのが
難しくなってきている。
9月の末には債務上限引き上げ問題
18年度予算の決定期限が来るため
9月の末頃には市場が混乱するリスクがある。

もうひとつはコアな支持層の低下。
最側近バノン氏の更迭によって
トランプ大統領を強く支持するコアな支持層が
離れてしまうリスクがある。

トランプ大統領の支持率を
「不支持」「強く不支持」「支持」「強く支持」に
分けた支持率推移をみてみると
「強く支持」が政権発足時は40%程度の支持率があったが
現在は26%程度まで下がってきている。

支持率を挽回しようという動きになると
保護主義色が再び高まり
ドル安方向の話が出てきたり
北朝鮮に対して強硬な姿勢が出たりすると
短期的には円高リスクになりやすいという懸念がある。

現状、円高要因の話が多くなっているが
あくまでドル円相場にとって大切なのは
「アメリカの景気が堅調」であるという点。

経済指標の市場予想と実績の乖離を示した
「米エコノミックサプライズ指数」をみると
6月のマイナスから大きく改善してきている。

このトレンドが続けば
アメリカの景気は基本的には
緩やかな景気拡大が変わっていないということで
「長期的にはドル高円安」の流れは変わらない。
ただ、短期的には政治的要因には注意が必要となる。

<<本日の重要経済指標>>
18:00 独・ZEW景況感調査

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