14Aug

8月14日ドル円予想レンジです。
108.50円〜109.80円 (三菱UFJ信託銀行)
先週のドル円は
北朝鮮を巡る地政学的リスクが
高まったことなどを背景に
週を通じて上値が重い展開となり
東京休場の11日には
一時108円台までドル安円高が進行。
本日は先週の流れを受けて
やや神経質な流れが予想されるが
下値余地は限定的だと考えられる。
ただし今週も北朝鮮リスクへの目配りは不可欠。
北朝鮮リスクについては
現状、米朝双方とも
事態の悪化は望んでいないと見られる。
アメリカサイドは
マティス国防長官、ケリー大統領主首席補佐官、
マクマスター安全保障担当補佐官など
主要メンバーを軍人で固めており
トランプ大統領がボルテージを上げても
拙速な軍事行動を現段階では控えると見られている。
仮に軍事行動を決断する前には
在韓アメリカ人の安全確保に万全を期す必要があり
渡航禁止命令や避難勧告といった
具体的な動きがあるが、まだ見られていない。
こうした中、ドル円は短期的には
どういう水準が意識されるのか?
地政学的リスクのみに反応し
市場が動揺し、ドル円が下落した場合
年初来の円高ドル安水準である
108円台半ばが意識されると想定されるが
逆にこの水準は、絶好の買い場になるとも考えられる。
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