4Aug

8月4日ドル円予想レンジです。
108.80円〜111.00円 (三井住友信託銀行NY)
昨日は
ECBによる英国の成長と
賃金見通しの下方修正を受けて
市場の利上げ期待が剥落。
イギリスポンドが大幅下落した一方で円が上昇。
ドル円が下落する展開に。
またNY時間に発表された
米国ISM非製造業指数が予想を下回ったことや
モラー特別検察官が
トランプ大統領の捜査で大陪審を設定したとの報道を受け
ドル円は一時109円半ばまで下落。
本日は日本時間夜に
アメリカ雇用統計の発表がある。
今回の雇用統計は
同時に発表される
平均時給の変化率に注目。
市場予想である前年比2.4%上昇を下回り
FRBの利上げへの目線が下がると市場が織り込んだ場合
ドル円は109円前半まで下落することが想定される。
6月に国際決済銀行が公表した
年次報告書で
主要国の中央銀行は
量的緩和と低金利の巻き戻しを加速すべき
との見解を示している。
それ以降、カナダ中央銀行が
利上げを実施。
また、ECBやオーストラリア準備銀行も
金融緩和の縮小を示唆。
また、FRBは
今年中のバランスシート縮小を示唆するも
利上げに対しては
物価上昇の鈍化を理由に
その目線を従来よりも引き下げている。
この状況は
米ドルの価値を押し下げる方向に働くため
ドル円は引き続き上値が思い展開となる可能性がある。
ただし
「ドル指数」を見ると
年初からボラティリティの低下を伴いながら
過去10年で最も大きく下落している。
今後、その反動で
ボラティリティ上昇を伴う
米ドルの比較的大きな上昇が発生する可能性もあり
相場の急反転にも備えることが必要だと考えられる。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 米・非農業部門雇用者数 / 米・失業率
21:30 米・貿易収支
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コメント
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ドル円4hはウォルフですねえ?
雇用統計次第なるかですねぇ
だと思います^^
ユロル決まったのでブログで紹介しときますね。