28Jul

7月28日ドル円予想レンジです。
110.40円〜111.60円 (みずほ銀行NY)
昨日のNY市場
ドル円は上値重く上下しながら推移。
FOMCのドル売り相場から反転し
ドル買い戻し優勢の中
ドル円は堅調に始まった。
良好な耐久財受注の指標にも支えられ
国債金利上昇に伴い
一時111.72円まで上昇。
しかし
ムニューシン米財務長官から
為替操作国に対する言及があると
ドル円は110.96円まで下落する流れに。
本日は米国GDPの発表。
現在の市場予想は
前期比年率2.5%と
潜在成長率を上回る成長が見込まれており
景気減速が一時的であることが証明されれば
もう一段のドル買い戻しの動きとなりそう。
しかしドル円の上値は重そうで
FOMC前の水準である112円までは届かないかもしれない。
昨日の東京・欧州時間には
FOMC後に過度に売られすぎたドルの買い戻しの動きとなったが
足元の市場のテーマは
あくまで「インフレの伸び悩み」。
仮にGDPが市場予想を上回る結果となったとしても
本格的なドル高相場にはなりにくいと考えられる。
リスクセンチメントも良く
金融政策正常化に舵を切る欧米と
緩和政策維持という日本。
この対照的な金融政策から
「円全面安」という相場は想像しづらく
動意に欠ける夏休み相場の中
ジリジリと「ドル安」が進んでいきそう。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 米・四半期個人消費(速報値)(前期比)
21:30 米・四半期GDP(速報値)(前期比年率)
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