14Jul

7月14日ドル円予想レンジです。
112.75円〜113.75円 (三菱東京UFJ銀行NY)
昨日のNY市場は
イエレンFRB議長の議会証言や
予想を上回った米生産者物価指数を受けて
米金利が小幅上昇。
ドル円はつられる形で
一時113円半ばまで上昇したものの
狭いレンジでのもみ合いで終了。
今週になって
急速な円安に対する調整が入ったので
ドル円は上昇しやすくなったが
市場は、今夜NY時間の
米・消費者物価指数に注目しているため
それまでは小幅な値動きになるとみられる。
昨晩、イエレン議長から
金融引き締めに関する言及があったが
これまでのイエレン議長の発言から判断すると
米国では早ければ
9月にはFRBのバランスシート縮小が
発表されるとみている。
これは、2008年のリーマンショック以来
約10年続いた緩和策の転換点となるわけだが
多くの市場参加者にとって
未体験な出来事なだけに
その影響が気になっている。
特に米株は
金融緩和や低金利の影響を受けて
潤沢なキャッシュを背景に
企業による自社株買いや
M&Aなどで支えられてきた。
足元はまさに米決算発表の時期だが
各社とも今後の業績を
どのように見通しているのかに注目。
仮に悲観的な見方が多いと
米国株の上値が重くなる可能性が高く
そうなれば
ドル円も下落に転じることもあるため
注意が必要となる。
<<本日の重要経済指標>>
21:30 米・小売売上高(前月比) / 米・小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 米・消費者物価指数(前月比/前年比)
22:15 米・鉱工業生産(前月比)
22:15 米・設備稼働率
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
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