12Jul

7月12日ドル円予想レンジです。
113.50円〜114.50円 (ドイツ証券)
昨日は
日本時間からドル高が進んだものの
NY時間は
トランプ大統領長男のメール問題を受け
突然の下落が見られる相場となった。
株と金利はすぐに戻したものの
ドル円は下がったまま戻さずといった状況。
全体としてはユーロが対他通貨に対して上昇中。
本日は
イエレンFRB議長の下院での議会証言がある。
先週の雇用統計が、緩やかな利上げと
バランスシート縮小を正当化する内容だったので
市場はすでに年内1回の利上げと
年内のバランスシート縮小開始を織り込んでおり
想定内であればあまり大きな影響もなく
再来週のFOMCを迎えるものと思われる。
ドル円の今後について・・・
先々週
ポルトガルで各国中央銀行総裁が一同に会する
ECB主催のカンファレンスが行われたが
他の中央銀行の金融政策の姿勢が変化していく中で
日銀の変わらない緩和姿勢が話題になった。
世界的に長期金利が上昇していく中で
日本の円金利もじんわり上昇していたが
先日、日銀はこの上昇を押さえる
指値オペレレーションを行った。
言葉だけでなく行動に移したということで
このことは、市場に安心感を与えた。
この流れを受けて、金融危機以降
超緩和的金融政策の転換点を迎える通貨と
既存路線を続けることで、より緩和効果を狙う通貨との違いが
為替の方向を決定していくのではないかと見られる。
と考えると・・・
年末までに
ドル円は116円台
ユーロ円は136円台まで見込むことができる。
<<本日の重要経済指標>>
17:30 英・失業率 / 英・失業保険申請件数
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