10Jan

1月10日ドル円予想レンジです。
107.80円〜108.80円 (三菱UFJ信託銀行)
昨日のNY市場は
連邦準備制度理事会高官の
ハト派発言やFOMC議事要旨から
ドルは全面安となり
ドル円は一時108円
ちょうど付近まで下落した。
本日については
ドル安の流れは継続するも
堅調な株価を背景に
ドル円は底堅い推移が予想される。
世界の投資家の
景気認識が分かる
センティックス
投資家信頼感指数では
2017年以降
6ヶ月先物トレンドが
下落トレンドに転換し
昨年からはマイナス圏に
落ち込んでいる。
この先行き指標は
株価に対して先行性があり
戻りを確認するまでは
株価の重しとなりそう。
一方で、世界の地域別に見ると
昨年12月からそろって
景気後退となっており
昨年末からの大幅は株価の下落は
投資センチメントの
悪化によるものだと思われる。
アメリカの米中貿易問題
経済指標の下ぶれ
欧州の政治問題などから
過度に悲観的な
投資センチメントになったことで
市場ではリスクオフ材料となり
ドル円の上値の重しとなってきた。
しかし年初の
パウエルFRB議長のハト派発言や
堅調な米雇用統計など
年が明けて状況が変わったことで
悲観的に行き過ぎた
マインドは緩和され
短期的には株価を押し上げ
ドル円についても108円を目処に
底堅く推移していくと思われる。
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