19Feb

2月19日ドル円予想レンジです。
105.70円〜106.80円 (ソシエテ・G銀行)
先取末のNY市場は
アメリカの経済指標が
堅調な結果が並んだことで
ドル円も106円台に値を戻して
週を終えている。
本日は、まだ少し
株式市場への下値不安感が
継続しているため
ドル円の上値はやや重い状況が続くと
考えられる。
2月の円相場を振り返ってみると
各国通貨の円の騰落率は
円が全面高となっており
足元では強い円高の流れが
あるということが分かる。
この背景はやはり
株価の急落による
リスク回避ムードの高まり
というところがあるが
こういった局面では
株と円の相関関係が
相対的に高まるといえる。
「VIX(恐怖)指数」と
「ドル円と日経平均の40日移動平均相関」を
並べてみると
VIX指数がリスクオフの局面になると
ドル円と日経平均の相関性が
高まることが分かる。
つまり
株安の警戒感があるリスクオフ局面では
ドル円も下値を試しやすくなる。
逆に、過去のデータでは
VIX指数が下がると
ドル円と日経平均の相関性が緩和されている。
現在足元では
VIX指数が低下してきているため
株式市場の安定感さえ徐々に戻ってくれば
アメリカの金利が上がって
日米金利差が広がっている状況も続いているため
ドル円相場も中期的には
108円から110円に値を戻していく
展開になっていくのではと考えられる。
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