26Jan

1月26日ドル円予想レンジです。
109.00円〜110.40円 (フィスコNY)
昨日は
米ムニューシン財務長官が
連日でドル安を歓迎する発言をし
さらなるドル売りに拍車がかかったが
その後、トランプ大統領による
強いドルを支援する発言で
大きく買い戻される展開に。
注目のECB定例理事会後の会見で
ドラギ総裁は、予想ほど強いユーロ高牽制を
行わなかったため、ユーロ買いが加速。
ただ、年内の利上げの可能性は
極めて少ないとの言及で買いは一段落している。
本日は
米トランプ大統領のダボス会議での演説待ちで
ドルの底固めを確認する展開が予想される。
米ムニューシン財務長官による
異例のドル安容認発言に対しては
早速ドラギ総裁をはじめ
海外からの批判が出ている。
その他、IMFのラガルド委員長は
通貨安戦争の時期ではなく
アメリカの真意を確かめたいとの
意向を示している。
トランプ大統領は
税制改革後の次のアジェンダである
不均衡貿易是正に、今年に入り本格的に
取り組んでいる。
アメリカはすでに一部輸入商品への関税も
承認しているが、さらなる措置も予想される。
また、ドル安は米国の貿易に有益に働く。
今後のドル円は
ドルの安値を試した後
経済に政策の効果が出ると
ドルは持ち直すと考えられる。
大統領はダボス会議の演説で
アメリカファーストを前面に出し
投資家が世界から集まる
世界経済フォーラムで
米国への投資推進を行う公算。
国際的な駆け引き政治を終えて
ダボス会議通過後は
米国投資への期待などにより
ドル買いが再燃する可能性がある。
<<本日の重要経済指標>>
18:30 英国・実質GDP(速報値)
22:30 アメリカ・実質GDP(速報値)
22:30 アメリカ・耐久財受注(速報値)
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